ダクタイル鋳鉄(FCD)

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材質スペック・製造方法
ダクタイル鋳鉄
アルミダイカスト
アルミグラビティ

鋳物の命は、材質であるといわれています。弊社では、チャージ毎の機器分析による成分把握や、注湯毎の球状化率の測定など、それぞれの工程でロット単位の管理を行っています。また、万能試験機によって、引張り強さ・伸び・最大荷重・タワミ・実体強度を測定。完成した製品も、衝撃機や摩耗試験機によって品質の確認をしております。さらに、新材質の開発のために高周波炉を導入、時代を先取りする製品造りを目指して、不断の努力を重ねています。

ダクタイル鋳鉄(FCD)とは
球状黒鉛鋳鉄、ノデュラー鋳鉄とも呼ばれる材質で、可鍛鋳鉄とは異なり、鋳造時に球状黒鉛を有するものです。この球状黒鉛により引張り強さ・伸びなどが優れ普通鋳鉄よりも強度を持ち、靭性に優れていることから、強度の必要な自動車部品に数多く採用されています。弊社では溶解工程に組込まれた黒鉛球状化処理(Mg処理)により、鋳放しのままでも優れた機械的性質を持つ製品を量産しております。

▼特徴
1. ドロス、ピンホールが少ないため内部欠陥がなく、複雑な形状のものの製造も容易です。
2. 肉厚感度が小さく、球状化の持続性が大であるため、一様で安定した品質が得られます。
3. 強度、靭性は非常に優れており、しかも鋳造性が良く、機械切削性は鋼よりはるかに優れています。
4. 部品の軽量化に適しており、耐摩耗性・耐衝撃性・耐熱性・耐圧性に富み、自動車部品に多く使用されているほか、電気関係など各種産業機械の部品にも最適です。

ねずみ鋳鉄(FC)について

ねずみ鋳鉄(FC)とは
普通鋳鉄、ズク鋳鉄とも呼ばれ内部の黒鉛は花びらが集合したような形をしているので片状黒鉛と言います。ねずみ鋳鉄は振動を吸収する能力(減衰能)が優れており、黒鉛は潤滑剤的な役割をし、また熱伝導が良いので摩擦熱を逃しやすく、弾性係数がそれほど高くないなどで耐磨耗性が良い材料として知られています。この特性を生かしてブレーキなど耐磨耗部品にも適用され、弊社では比較的強度の必要な自動車部品の製造をしています。


関連ページ:ダクタイル鋳鉄の生産工程