ご挨拶

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。

このたび、前社長 武山尚生が会長となり、後任として私、武山直民が社長に就任いたしました。微力ではございますが、社業のより一層の発展のため、職務に精励いたす所存でございます。
なにとぞよろしくご厚誼、ご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申しあげます。

はじめに当期(平成30年3月期)の営業状況についてご説明させていただきます。

当社グループの主要取引先であります自動車業界では、自動車メーカーによる新たな需要掘り起し策としての新車投入効果により国内販売は底堅く、また米国においても大型車販売が堅調に推移しました。
このような経営環境の中、可鍛事業におきましては、当社グループは製品生産技術の向上、拡販活動の推進、徹底した原価低減等、収益拡大を目指した取り組みを進めてまいりました。特に将来に向けた収益確保のため、平成31年1月の生産開始を目標に、岐阜県土岐市に岐阜久尻工場の建設を行っており、より一層お客様のニーズにお応えできるよう、生産体制の再構築等、企業体質の強化を積極的に推進しております。
また、中国子会社では、産業用ロボット部品や中国インフラ投資等により建設機械部品が好調を維持しており、収益に大きく貢献しております。その結果、当部門の売上高は前期比18.0%増の256億88百万円となりました。
一方、金属家具事業におきましては、顧客ニーズに対応した新商品を投入いたしましたが、オフィス家具市場の回復は鈍く、また業態を超えた販売競争が激化する等、厳しい経営環境が継続した影響を受け、当部門の売上高は前期比2.6%減の9億41百万円となりました。
その結果、両部門合わせた売上高は過去最高となり、前期比17.1%増の266億30百万円となりました。
利益につきましては、売上高の増加に加え、当社グループ挙げての原価低減活動に取り組んだ事により、営業利益は前期比92.9%増の6億95百万円、経常利益は過去最高益となり前期比43.5%増の13億35百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比64.3%増の9億33百万円となりました。
今後の見通しにつきましては、自動車業界では、生きるか死ぬかを賭けた「100年に一度の大改革」の時代を迎えております。当社グループも将来の事業展開の起点として、岐阜久尻工場を稼動させると共に、将来の事業展開の支柱となる「中期経営計画」の策定を進めており、展開において企業価値向上を目指した活動を行い、以って「100年に一度の大改革」を勝ち残っていく所存です。

次期(平成31年3月期)の連結業績見通しにつきましては、売上高289億円(前期比8.5%増)、営業利益3億80百万円(同45.3%減)、経常利益10億50百万円(同21.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益7億70百万円(同17.5%減)を見込んでおります。

期末配当については、2円増配し1株当たり7円とさせていただきました。これにより中間配当金の同5円と合わせた年間配当金は同12円となりました。引き続き業績の向上に努め、経営基盤の強化のために内部留保の充実等を勘案し、利益還元の水準を高めていきたいと考えております。

株主の皆様には、当社グループの取り組みにご理解いただき、引き続き一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申しあげます。

(平成30年6月)

武山尚生

代表取締役社長

ページトップへ戻る