ご挨拶

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。

当期(平成29年3月期)の営業状況についてご説明させていただきます。

当社グループの主要取引先であります自動車業界では、熊本地震による一時的な生産台数の減少はありましたものの、回復以後は堅調に推移している中、電気自動車やプラグインハイブリッド車に代表される次世代自動車の開発競争も激しさを増し、自動車メーカーも勝ち残りを賭け熾烈な争いを行っております。

このような環境の中、当社グループは、競争力向上のためにロスコストの徹底した排除や拡販活動の強化、品質及び技術力向上による企業体質強化を図ってまいりました。中国におきましては、期央まで景気の停滞感がありましたものの、建設機械メーカーの強い部品需要が起こり、それまで好調であったロボット部品需要、拡販活動とも併せ、販売量はV字回復いたしました。
その結果、当可鍛部門の売上高は前期比1.1%増の217億59百万円となりました。

一方、金属家具事業におきましては、低価格商品の浸透による価格競争の激化、買い控えによる需要の低迷等厳しい経営環境が継続している中、顧客ニーズに対応した新製品の市場投入により販売強化を行い、当部門の売上高は前期比2.0%増の9億67百万円となり、両部門合わせた売上高は前期比1.2%増の227億26百万円となりました。

利益につきましては、売上高の増加に加え、当社グループを挙げての原価低減活動を強力に推進した結果、営業利益は熊本地震によるコストアップ要因もありましたが、前期比15.8%増の3億60百万円、経常利益は前期比14.1%減の9億30百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は、熊本地震による熊本工場復旧費用もあり、前期比36.6%減の5億67百万円となりました。

今後の見通しにつきましては、米国のトランプ新政権が掲げる減税やインフラ投資などの経済政策の行方、為替の影響等、今後も不透明な状況が続くと予想されます。次期(平成30年3月期)の連結業績見通しにつきましては、売上高243億円(前期比6.9%増)、営業利益5億40百万円(同49.7%増)、経常利益12億40百万円(同33.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益10億40百万円(同83.1%増)を見込んでおります。
尚、期末配当については、予定通り1株当たり5円とさせていただきました。
これにより中間配当金の同5円と合わせた年間配当金は同10円(前期同額)となりました。引き続き業績の向上に努め、経営基盤の強化に向けた内部留保とのバランスを考慮しつつ、利益還元の水準を高めていきたいと考えております。

株主の皆様には、当社グループの取り組みにご理解いただき、引き続き一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申しあげます。

(平成29年6月)

武山尚生

取締役社長

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